世の中には、さまざまな免許や資格があふれています。
調べてみると初めて聞いたというような免許や資格もあるかもしれません。
ではエステティシャンは免許や資格がないと働けないのでしょうか?もしエステティシャンが持っていると有利な免許や資格があるなら、どういったものになるのか。
今回は、エステティシャンの免許と資格についてご紹介をしたいと思います。
免許と資格の違いって?
そもそも、みなさんは免許と資格の違いをご存じでしょうか?
実は、明確な違いがあり、履歴書などに記載する際に、違いを理解していないと恥ずかしい書き間違いをしてしまう可能性があります。この機会にしっかりと覚えておきましょう。
【免許】…
法的に禁止されていたり、制限されていたりする行為を行えるようにするもの。
主な免許は、医師免許・看護師免許・美容師免許・弁護士免許・自動車免許など
【資格】…
一定以上の技能や知識を持っていることを証し立てるもの。
主な資格は、漢字検定・英語検定・簿記・秘書検定など
上記のような違いがあるようです。
内容を見てみるとすごくわかりやすい違いです。
また、頭ではなんとなく理解しているが、聞かれると答えられないという方も多くいらっしゃいます。
エステティシャンの免許と資格
ここで本題となるのが、エステティシャンの免許と資格です。
ちなみに、エステティシャンに免許は必要ありません。
つまり、美容師のように免許がないから応募すらできないというわけではありまえん。
しかし、企業によってはエステの資格が必要という場合もありますので、応募をする際は必ず求人票を確認するようにしましょう。
エステティシャンの就職に有利な資格
では、未経験でエステ業界に飛び込む際は、どういった資格を持っていると有利になるのでしょうか?
今回は業界でも人気の3つの資格をご紹介いたします。
- 認定エステティシャン
基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格です。
- 認定上級エステティシャン
専門的な知識・技術を有し、お客様ニーズに応えるエステティックサービスを提供することで店舗・サロンの利益やお客様満足を実現できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格です。
- 認定トータルエステティックアドバイザー
エステティックを総合的に深く理解し、お客様に求められる実践力とサロンでの指導力を有しているエスティシャンに与えられる資格です。
上記は、認定サロンや認定校として指定されている専門学校もあります。
資格取得や将来エステティシャンとして勤務をお考えの方は、そういった専門学校への進学が近道になります。
また、実務経験があれば資格取得受験の対象になりますので、年齢を問わず資格を取ることが可能です。
まとめ
エステティシャンは、免許や資格の保有関係なく勤務が可能な職種となります。
学生の方であれば認定校として指定されている専門学校への進学が近道になります。
また、認定校を卒業していなかったとしても自身で資格取得受験を受けることができますので、諦める必要はありません。
自身の将来の為に、どういった資格取得が良いのかなどしっかり考えていく必要があります。