美容業界の「就活」・・・本当に知るべきことは?

コラム

オフィスワークと違って、お客様として雰囲気を見に行ける美容業界は就活においてプラス要素がたくさんあります。

店内の雰囲気はどうなのか?
お客様の年齢層はどれくらいなのか?
スタッフ同士の関係性は良好なのか?・・・

最近はインスタグラムを使って求職活動を行う方も増えていますが、インスタ映えという言葉があるように、つくった写真だけでは分からないことも多くあります。

実際、インスタグラムで求職活動をして失敗する方も年々増えているんです。

 

雰囲気より大切なものは?

もちろんお店の雰囲気、人間関係も大切です。
しかし、実際に勤務して失敗する例もあります。給料面においては、どのサロンも美容師のアシスタントの給料は大きく差がありません。

では、どういった面で失敗をしてしまうのでしょうか?

 

・休日
美容室は基本的に月曜日が店休日となっています。
店休日とは別で、月にトータル何日の休日があるのか必ず確認をしましょう。

また、店休日にミーティングやコンテストの練習日を設けているサロンもあります。
休日に出勤の必要があるのか?という確認をしておいてもいいかもしれません。

 

・勤務時間及び拘束時間
勤務時間=拘束時間とは限りません。

店舗を営業するうえで、開店準備や閉店作業は必ずあります。開店前はお店の掃除や予約のお客様の確認、閉店後は営業で使用したタオルの洗濯や掃除をします。
また、アシスタントは開店前や閉店後、営業中にレッスンを行いますので必然的に拘束時間が長くなります。

入社前にしっかり確認を行うことで、早期退職の可能性を下げることができます。

 

・社会保険の加入
大阪の美容室は、社会保険・国民健康保険とは別に整容保険というものがあります。
日本は、すべての人が保険に加入(健康保険証を所持)する国民皆保険制度です。
社会保険の加入を希望しているが入社してみると、整容保険だったという事例もあります。

そのため、そのサロンに勤めた場合自身がどの保険に加入するのか?を確認しましょう。

 

まとめ

自身が頑張って働くお店のことです。
入社する前から退職のことを考えて就活を行う人もいません。

以下のことをしっかり確認して就活を行うことをオススメします!
【面接前】
・実際に気になるサロンへお客様として行く
・お店の雰囲気、お客様の層、スタッフ同士の関係性

【面接時・入社前】
・休日日数、休日出勤の有無
・勤務時間と拘束時間
・加入保険の種類

こちらを確認するだけで、入社前と入社後のズレは最小限になります。
もちろん企業・サロン側も早期離職を避ける努力を行っています。

就活する側の皆さんも努力してみましょう。そして、早期離職を避けられるようにしましょう。

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